エンジェルサウンドはいつから使える？
エンジェルサウンズはいつから使えるのでしょうか？
メーカーのサイトでは１２週から使えるということです。
調べてみると、９週から聞こえたという方がいらっしゃるようです。
１７週頃から聞こえはじめたという方も。
赤ちゃんがお腹の中で胎芽（たいが）から胎児になるのは妊娠８週目。
見た目が人間らしくなってくるだけでなく、内臓器官も働きはじめます。
血液が赤ちゃんの体の中を循環し、心臓の拍動がはっきりしてくるのです。
なので検診のときに超音波ドップラーで心音がきけるのも、８週目以降なんですね。
それまでは、音ではなくモニター画面で心臓がピクピク動いているところを教えてもらっていましたね。
また、聞こえる時期に差があるのは、子宮の位置が関係しています。
子宮の位置が前屈だと、胎児がおなか側にいて心音が聞きやすく、
子宮の位置が後屈だと、胎児が背中側になるのですこし聞きにくいようです。
胎児の心音について
では、実際に胎児の心音って、すぐにわかるのでしょうか？
心拍数は妊娠の週数によって違いがあります。
8週目の心拍数は170〜180bpm。
9週目の心拍数は180bpmとピークになります。
10週目で心拍数は170〜160bpm前後とだんだん下がってきます。
正常値範囲は120〜160bpmとなっています。
「シュンシュンシュンシュン・・・・」
と聞こえるのは臍帯音で、ママと赤ちゃんをつなぐ、
へその緒を流れる血液の音です。
初期のころは小さな音で、わかりにくいかもしれません。
「トコトコトコトコ・・・・」
「トントントントン・・・」
「ドッドッドッ・・・・」
という表現をしていらっしゃる方も。
エンジェルサウンズを使うときは、音量はMAX近くにしてみましょう。
テレビなどを消して静かにして、ジェルをしっかりつけて聞くのがコツです。
なぜ、ジェルをつけるのかというと、
超音波は水分の中は通りやすく、空気中は通りにくいため、
接触面に液体成分がある方が良いのです。
もし、ジェルがなければ、水でもOKです。
でも、水だと、流れちゃいますね。
ジェルは１００円ショップなどでも売っています。
その他にも、クリームや乳液、ハンドクリームを使っているという方も。
美顔器用のジェルも使えるようです。
水分が多いものの方が心音が良く聞こえます。
また、心音を探すときは、プローブを肌から離さずに、
滑らせながら移動させるほうが探しやすいですよ。
離すと雑音が入るので、音量を大きめにしているとびっくりします。
心音がきこえる位置は？
赤ちゃんの位置は、思っているより低い位置です。
１０週頃で、胎児の心臓の位置はアンダーヘアの生え際の中央あたりです。
アンダーヘアの中だったと言う方もいらっしゃいます。
はじめは心音が聞こえる位置を探すのに、すこしコツがいるかもしれません。
ジェルを下腹部に塗って、プロープをずらしていきます。
あちこちを広く探すのではなく、中央からすこしづつ動かしてみましょう。
妊娠11週末の胎児の大きさはCRL（頭殿長)約47mm、体重約20gと小さいですし、子宮の大きさは「にぎりこぶし大」で恥骨に収まるくらいです。
